NEXERは2月16日、同社が運営する日本トレンドリサーチとCREXiAが共同で実施した「生成AIに関するアンケート」の結果を発表した。なお同レポートは、全国の男女1068人を対象に2月8日〜13日、アンケートサイト「ボイスノート」を利用して実施した調査「生成AIに関するアンケート」に基づくもの。
22%の人が「生成AIの普及が良いとは思わない」
「生成AI(画像やイラストや文章など)」を知っているか聞いたところ、38.8%が「知っている」と回答した。知っていると回答した人に「生成AI」の普及についてどう思うか尋ねると、77.7%が「(どちらかと言えば含む)良いと思う」と回答した。一方で22.2%が「良いとは思わない」と回答した。
「良いと思う」「どちらかと言えば良いと思う」と回答した理由としては、「使ってみるととても便利」、「自動化したり作業時間削減に使えるから」、「絵を描けない人や文章が書けない人でも、AIの助けを借りて手軽に描ける、書けるようになるから」「積み上げられた技術。問題はあると思うが、可能性が広い」などの声が挙がった。
「どちらかと言えばよくないと思う」「良いとは思わない」と回答した理由としては、「人間・人類の考える力を退化させかねない」、「簡単にイラストが描けてしまうので、それを自作発言する人がいる」、「個性が無い、人間の技術が衰退しそう」などの意見があった。
謝罪文の作成に生成AIを活用する人も
続いて、生成AIを知っていると回答した人に「生成AIを使用したことはあるか」と聞くと、42%が「ある」と回答した。どのように使ったか尋ねると、「仕事・業務」が22.4%である一方、「プライベート」が58%と半数以上の結果となった。
具体的にどのように使ったのか、そして「生成AI」を使用した理由もあわせて質問したところ、「お絵描き/どんな技術か試して見たかったから」、「調べもので使った/どこまでしっかりした答えが出せるか興味があった」、「お得なスマホプランを比較してもらった/生成AIは客観的な意見を出してくれるから」、「謝罪文の作成/AIの答えも参考にしたかった」などの声が挙がった。