「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー(SOY)2023」で「総合3位」 「ダイエット・健康ジャンル大賞」「ベスト投票賞」「ダブルイヤー賞」を受賞した「サプリ専門SHOP シードコムス」を運営するエフ琉球の長濱諒取締役に、「楽天市場」における2023の注力点や2024年の展望について聞いた。
今年も受賞でき、うれしく思っている。当社は主にサプリメントを販売しているが、業界を見ても競合他社は多い。ご存知のようにコロナ禍でサプリメントを販売する事業者も増えた。どのようにして他社と差別化を図っていくかが重要となっている。
当社は商品を販売するに当たり、市場の動向を注視した。その結果、2023年は酵素を配合したサプリメントの人気が高いと分かり、販売を強化した。2022年も酵素商品を販売していたが、恐らく社会情勢の影響もあり、2023年はよりブームが加速したのだろう。
市場全体を見ても「健康を重視する」風潮は変わらず存在する。今後もこの流行はなくならないだろう。
▲総合3位発表後に勢いよく壇上に向かう長濱諒取締役。その後ろに続く黒い琉装を着ているのは担当ECC
また、他社よりも安く商品を販売できていることも、消費者から支持されている点だ。なぜ他社よりも安く販売できているのか。
それは主に①製造から販売までを当社で行っているため仲介手数料が発生しない ②パッケージに高価格帯の資材を使用していない ③大量に仕入れることで販売価格を限界まで調整している――といった要因がある。
例えばだが、1万枚のパッケージを仕入れると10円のものが、10万枚仕入れることによって半分の5円で仕入れることができる。こうして常にお客さまが買いやすい店舗作りを行っている。
今年の「楽天市場」の施策でいうと、より当店のブランディング力向上に注力していきたいと思っている。沖縄から全国へ健康の「種(シード)」を届け、サプリメントがより身近な存在になってほしい。