フィッシング対策協議会(Council of Anti-Phishing Japan)は2月14日、「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|ビックカメラをかたるフィッシング (2024/02/14)」において、ビックカメラを偽るフィッシングの報告を受けているとして、注意を喚起した。
確認済のフィッシングメールの件名
メールの件名として、以下が確認されており注意が必要(下記以外の件名が使われている可能性もある)。
- 【重要】 ビックカメラ 異常通知 ●●:●●:●● PM CST
確認済のフィッシングサイトのURL
確認されている偽サイトとしては、次のURLが挙げられている(下記以外のURLが使われている可能性もある)。
- https://account-verification.biccame●●●●.club/index.htm
フィッシング対策協議会に報告されている内容
報告されている詳細内容は次のとおり。
- 本人確認のための認証が行われたといった旨のメールが送られてくる。掲載されているリンク先がフィッシング詐欺サイトになっており、アカウント情報の窃取、個人情報の窃取、クレジットカード情報の窃取などが行われる。メールに記載されている日本語は注意深く読んでいくと不自然な点に気がつきやすい
- 2024年2月14日の時点で、フィッシングサイトは稼働している
フィッシング詐欺に使われているWebサイトは一見しただけで判別することが難しい。真偽の確認を行うには、メールやメッセージに含まれているリンクからたどるのではなく、公式アプリやWebブラウザーに登録したブックマークなどからアクセスするなどの操作を行い、確認を行うことが望まれる。
フィッシング対策協議会は、フィッシングサイトやフィッシングメールを発見した際には同協議会まで報告してほしいと呼びかけている(参考「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan | 報告」)。