NTTドコモは2月14日、メドレーと資本業務提携の見直しについて合意し、ミナカラの株式をメドレーから追加取得してミナカラをNTTドコモの完全子会社とすることを発表した。NTTドコモとメドレーは「CLINICS」の共同運営について終了する。

NTTドコモがミナカラを完全子会社化

NTTドコモはメディカル領域のサービスを拡大するべく、患者の医療活用支援の加速を目的に、2021年10月にメドレーと共にミナカラの全株式を共同取得し、オンライン薬局事業を共同で運営してきた。

NTTドコモは「dヘルスケア」や「健康マイレージ」などの健康増進アプリとの一体運用を強化させるため、ミナカラの株式をメドレーから追加取得し完全子会社とする。

「CLINICS」でのdポイント連携は継続

NTTドコモとメドレーは2021年4月からオンライン診療・服薬指導アプリ「CLINICS」に関して共同運営を行ってきた。今回は両社で資本業務提携の見直しに合意し、同サービスに関する共同運営を2024年12月末日に終了することを決定した。なお、CLINICSでのdアカウント認証や、dポイントを軸とした連携関係は継続する予定。