Slackは2月14日、米国と英国で生成AIをネイティブ統合した機能「Slack AI」の一般提供を開始した。これにより、ユーザーはSlack上に蓄積されている社内のナレッジを即座に活用し、すべての従業員・データ・アプリを横断して簡単にインサイトを結び付けて、統合できるようになるという。

  • チャンネルの要約

    チャンネルの要約

Slack AIの特徴

Slack AIの特徴は「チャンネルの要約」「スレッドの要約」「検索」の3つ。トピック間の移動も含めて、あらゆるチャンネルにて重要なハイライトを生成できるほか、ワンクリックでスレッドの会話を迅速に把握し、最新の状況に追いつくことを可能としている。

また、ユーザーが会話形式で質問を投稿すると、関連する会話データに基づいて、明確で簡潔な回答を得られるという。さらに、Slackのパートナーアプリも同日からSlackアプリに追加のAI機能を搭載。同機能は毎日チェックするわけではないものの、定期的に把握しておきたいパーソナライズされた情報要約を取得できる新機能が含まれている。

なお、Enterprise Gridプランの有料拡張機能として利用を可能とし、日本では2024年4月に一般提供開始を予定している。