後払い決済サービスを提供するキャッチボールはこのほど、EC・通販向け後払いサービス「後払い.com」において、ベリテワークスが日本で展開を推進しているECプラットフォーム「Magento Open Source(マジェントオープンソース)」並びに、Adobe Inc.が提供する「Adobe Commerce(アドビコマース)」と連携し、本格運用を開始した。「Adobe Commerce/Magento」でのECサイト構築時に、エクステンション導入により「後払い.com」を導入できる。
キャッチボールの提供する「後払い.com」は、通販などの買い物の際、商品が届いた後で支払いができる後払い決済サービス。「商品がきちんと届くのか不安だ」「代引きだと宅配BOXを使えない」といった課題を解消し、EC・通販事業者の売上アップに貢献する。
このほど、ベリテワークスが日本で展開を推進しているECプラットフォーム「Magento Open Source(マジェントオープンソース)」並びに、Adobe Inc.が提供する「Adobe Commerce(アドビコマース)」との連携を開始した。
「Adobe Commerce」は、柔軟性、拡張性、スケーラビリティに優れたコマース基盤。単1の基盤から、AI(人工機能)と高度なデータ共有能力を利用して、エンドツーエンドでパーソナライズされたB2CとB2B両方のコマース体験を実現できる。
そのオープンソース版が「Magento Open Source」であり、国際標準の60以上の言語と50種類以上の通貨に対応した「マルチリンガルEC構築」に特化したECパッケージだ。2015年には現在のメインストリームであるバージョン2系がリリース。2018年にAdobeによる買収に伴い、「Adobe Experience Cloud」サービス群のコマース製品として販売されている。
今回の連携により、「Adobe Commerce/Magento」でのECサイト構築時に、エクステンション導入により「後払い.com」を導入できる。注文情報のAPI連携も可能となり、業務効率向上に貢献する。顧客情報、および注文情報を登録するのみでリアルタイム与信が可能になり、決済段階での顧客離脱防止に貢献する。