ニトリ、タオルのリサイクル回収を初めて実施 一部店舗で期間限定、他社製品にも対応

ニトリはこのほど、一部店舗において、1月29日~3月3日の期間限定で、不要なタオルを回収する取り組みを開始した。回収したタオルは、ウエス(油や汚れを拭き取る布製品)としてリサイクルし、「新しい資源をできる限り使わず、限りある資源を守る」仕組みを構築する。かねてよりカーテンや羽毛布団のリサイクル回収に取り組んできたが、タオルの回収は今回が初となる試みとなる。

ニトリは、1月29日~3月3日の期間、磯子店、横浜鶴見店、みなとみらい店など神奈川県の10店舗、赤羽店、成増店など東京都の5店舗、イオンモール川口前川店など埼玉県の3店舗の計18店舗において、不要なタオルを回収する取り組みを実施する。

他社のタオルも回収対象となり、タオルのサイズも問わない(新品以外は要洗濯、油や薬剤、泥やカビなど汚れが付着したものは不可)。

タオルは、ホテルやモデルルームのように色を統一して揃えたくても、買い替えるきっかけが難しいという声が多く聞かれるとし、そうした人の背中を少しでも後押しし、安心して買い物を楽しんでほしいとの想いから、不要になったタオルを販売元にかかわらず回収する取り組みに至ったとしている。

本取り組みにより回収したタオルは、ウエス(油や汚れを拭き取る布製品)としてリサイクルし、自社物流拠点等での再活用を予定している。これにより「新しい資源をできる限り使わず、限りある資源を守る」、自社内での循環の仕組みを構築していく考えを示した。

ニトリグループは今後も、顧客の暮らしに寄り添うと同時に、環境にやさしい取り組みを推進していくとしている。