コクヨはこのほど、ちょっとした「くふう」で、はたらく場所をちょっと「ここちよく」をコンセプトに、主にオフィスシーンで便利に使える掃除用品や衛生用品などの生活用品新ブランド「KOKUYO HibiFull(コクヨ ヒビフル)」を立ち上げた。シリーズ第1弾となる商品を「カウネット」などのECサイトにおいて、3月4日から順次販売する。「カウネット」のマーケティングデータを活用し、オフィスシーンにおける生活用品の需要拡大に対応を図る。
コクヨは、2021年に「長期ビジョンCCC2030」を策定し、「WORK&LIFE STYLE Company」へのシフトを推進している。このほど、新たな事業領域への拡張として、主にオフィスシーンで便利に使える生活用品新ブランド「KOKUYO HibiFull」を立ち上げた。
コクヨグループのカウネットが提供する法人向けEコマースサービス「カウネット」では、オフィスシーンにおける生活用品の需要が拡大しているが、オフィスシーンだからこそ生まれる未充足ニーズを満たす生活用品はまだまだ市場において少ない。新ブランド「KOKUYO HibiFull」は、「カウネット」で得られた膨大なマーケティングデータを活用することで、データドリブンかつ、より顧客のニーズに沿った商品の企画を可能にしている。
3月4日には、第1弾商品として、本体にシート貼るだけで簡単に装着でき、シートを挟み込む手間や無駄を削減できる「シートを挟まず使えるフローリングワイパー」。洗濯機で繰り返し洗ってもほつれにくく、面倒な雑巾洗いが楽になる「ほつれにくい雑巾(洗濯機対応)。上と横の2カ所に取り出し口が付いていて、棚でも引き出しでも中身が取り出しやすい「横からも取り出せるストッキング水切りネット」。4つの持ち手がついているのでゴミ箱から抜き取りやすく、結ぶ作業の手間を軽減できる「結びやすい高密度ゴミ袋」など、7種類、18SKUのアイテムの販売を開始。「カウネット」に加え、「Amazon」他一部ECストアにて販売する。
▲シートを挟まず使えるフローリングワイパー(2SKU)
▲細部まで磨きやすいミニトイレブラシ(2SKU)
第1弾商品は、各種データの分析を商品企画フローに組み込むことでスピーディーな発売を実現したほか、商品パッケージの決定にはAIによる評価を活用するなど、新たな手法にもチャレンジしている。
工夫を凝らした便利な機能性や、オフィスに馴染むスタイリッシュなパッケージデザインで、ちょっとした「くふう」で、はたらく場所をちょっと「ここちよく」をコンセプトに、コクヨならではの新しい価値提供の実現を目指す。