セゾン情報システムズは2月9日、マネージド・ファイル・トランスファーツール「HULFT」の10 年ぶりとなるメジャー バージョンアップ版「HULFT10」を発表した。
「HULFT10」の特徴
「HULFT10」は、オンプレミスとクラウドのハイブリッド環境における 利用が想定されており、2024 年度に稼働環境に応じた製品が発売される予定。
第1弾として、「Amazon Elastic Container Service」に対応した「HULFT10 for Container Services」をAWS Marketplace で販売開始する。
同製品はファイル転送前後のWebAPI リクエストにより外部サービスとシームレスに連携可能なほか、通信経路とファイルの暗号化でセキュアに通信する。
今後の計画
「HULFT10 for Container Services」は今後、Microsoft Azure や Google Cloud で提供されるコンテナサービスへの対応も検討しているという。
また、従来から提供している Windows および Linux のサーバーOS や、メインフレーム OS である z/OS に対応した製品のリリースも予定されている。