パーソナルAIの開発および実用化を進めるオルツは2月9日、医師会員基盤を有するエムスリーグループの中で医療人材ビジネスを展開するエムスリーキャリアと共に、医療およびHR(Human Resources)領域でのLLM(Large Language Models:大規模言語モデル)を活用したクローンマッチングの実証実験を開始したことを発表した。
これにより、LLM技術を使って医療およびHR領域のプロフェッショナルと求人情報を、適切かつ効率的に結びつけられるようになるという。こうした作業はこれまで人間が行っており、ボトルネックになっていた工程を省力化し、医療機関や専門家が求める人材の採用プロセスの簡素化と迅速化が期待できるとのことだ。各プロセスの関係者はクローン同士による仮想面談など対話の情報を活用することで、本来集中すべき仕事に注力できるようになるとしている。