東邦レマックはこのほど、新たに手がけるDtoC向けシューズブランド「Rachic.」のオンラインショップにおいて、エートゥジェイが提供する販促・CRM機能一体型のクラウドECカートシステム「メルカート」を採用した。EC事業のフェーズに合わせて多段階的な施策展開が可能な点等が評価したという。
東邦レマックは新たに手がけるDtoC向けシューズブランド「Rachic.」は、フランス語で「洗練された、魅力的な」という意味「chic/シック」と、自分”らしく”という想いを込めて名付けられた。「メルカート」を採用して構築したオンラインショップには、創業66年の東邦レマックの知見を活かした履き心地と品質、偏らないテイストでコーディネートしやすいデザインのシューズを取りそろえている。
エートゥジェイの提供する「メルカート」は、ECサイト構築実績国内NO.1の「ecbeing」から生まれたCRM機能一体型のクラウドECカートシステム。多彩な機能性や操作性に優れたUI、万全のセキュリティ、システムの自動更新、集客からCRMまでサポートする専門チームなどを通じて、自両社のECサイトに対するさまざまな課題を解決し、売上向上に貢献する。
ファッションを取り扱うオンラインショップの場合、カラーやサイズのバリエーションが豊富で商品ページのスペースを大きく支配しがちだが、「Rachic.」では、ユーザビリティを高めるためにサイズ選択をモーダルウィンドウで表現。商品情報エリアを独占せず、必要な時にサイズごとの「買い物かご」ボタンや「お気に入り」ボタンを選択できるようなア、パレルならではのデザインとなっている。
商品情報自体にもスペースを支配しない工夫を施した。商品説明やサイズ感など、試着ができないオンラインショップにおいては十分な情報提供が不可欠であり、それらの必要情報を単純に列挙せず、タブで切り替えが可能な仕かけを導入した。該当領域をテンプレート化をすることで運用効率を上げ、ノーコードなオペレーションを実現している。
東邦レマックは、新規ブランド立ち上げにあたり、LTV獲得のためのマーケディング施策を重要視している。メルカートは、CRM施策基盤が搭載されており、個別にツールを組み込むことなく、顧客データの収集、リアルタイムな顧客分析、セグメンテーション、連動した販促施策、施策効果の計測が可能。EC事業のフェーズに合わせて多段階的な施策展開ができることから、将来を見据えて「メルカート」の導入に至ったとしている。