アサヒグループ食品「メンタルサポート ココカラケア」、「シェア1位」の呼び声 新規獲得は新聞広告が過半数

食品メーカーのアサヒグループ食品が展開する睡眠・メンタルケアの機能性表示食品「メンタルサポート ココカラケア」は、「ストレス緩和サプリメント」の市場で「シェアNo.1」の呼び声がある、人気商品だ。同社によると、顧客は30~50代まで幅広く、新聞広告経由の新規顧客の獲得が多いという。

「メンタルサポート ココカラケア」は、「本品には、CP2305ガセリ菌(L.gasseri CP2305)が含まれており、健康な方の日常生活における不安感、気分の落ち込み、精神的ストレスを緩和し、睡眠の質(眠りの深さ)を高め、腸内環境を改善する機能があります」と機能性を表示している。

調査会社の富士経済が調査したデータによると、「H・Bフーズマーケティング便覧2024 No.1機能志向食品編(ストレス緩和サプリ販売高)」において、同商品の2022年売り上げ金額が、「ストレス緩和サプリメント」の中でナンバーワンとなったという。

アサヒグループ食品は、同商品の売り上げなどについては公開していない。「メンタルサポート ココカラケア」の累計販売個数は、発売から7年間で、400万個を突破したとしている。2020年に機能性表示食品の届け出が受理されて以降、売り上げが伸びたとしている。

同商品の購入者からは、腸内環境の改善を体感する声が最も多く寄せられているという。同社では、腸内環境改善による「脳腸相関」を、メンタルケアの推定メカニズムとして考えているという。