Nutshell開発チームは現地時間2024年2月7日、Nushell バージョン0.90.1をリリースした。Windowsは「winget install nushell」、LinuxディストリビューションおよびmacOSは「brew install nushell」で導入でき、GitHubからはソースコードや各OSのパッケージを入手できる。Nushellは2019年から開発が始まったシェルの一種。構造化データの採用やプラグインシステムの導入で、これまでとは一線を画す。JSONやYAML、SQLite、Microsoft Excelのデータ連携や、分かりやすいバグの提示など、一部の利用者に根強い人気を持つ。
バージョン0.90.1はコマンドの補完機能に接頭辞の強調表示を取り組み、補完メニューにIDE風のメニューを追加した。また、Shiftキー押下時のコピー&ペースト機能を盛り込んでいる。本バージョンの変更点は多岐に渡るため、公式ブログの参照をお薦めしたい。なお、Nushellを使用する上ではCommand ReferenceやCookbookも併読も有益である。