東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)は2月8日、池袋駅と武蔵溝ノ口駅の2駅において、みどりの窓口でアバターロボットが案内する実用検証を2月13日から開始することを発表した。別の場所にいる駅係員などがアバターロボットを通じて、遠隔から指定席券売機への誘導やきっぷ購入方法の案内などを実施する。

  • 案内のイメージ

    案内のイメージ

実証では、アバターロボット「newme(ニューミー)」を活用。遠隔地にいる駅係員などがアバターロボットを通じて声をかけ、来客へ案内を行う。指定席券売機できっぷを購入する人がスピーディに購入できるよう支援するという。

アバターロボットを用いた案内の実用性について、社会受容性、安全性、操作性、施設環境の観点から検証する予定だ。JR東日本は検証の結果を踏まえて、駅構内などでアバターロボットを実運用する際の課題を抽出し、アバターロボット実用に向けた改善を進めるとしている。