デサント、第3四半期の推定EC売上高117億円 EC構成比率は13%

デサントの2023年4-12月期(第3四半期)の売上高は、前年同期比4.6%増の901億円だった。全体におけるEC構成比率は13%で、推定EC売上高は、約117億円だった。EC売上高は拡大傾向にあり、EC売上高に占めるD2C売上高の構成比率は、同3ポイント増の45%だった。

 

「デサント」における直営店舗や期間限定で出店したポップアップストアの売り上げが好調に推移した。代表的なアイテムの「水沢ダウン」や「クレアス」などの高付加価値商材の販売が好調だった。アスレチックウエアカテゴリーの売上高は増収となった。

 

ゴルフカテゴリーの売上高は、同12.2%減の227億8300万円となり、コロナ禍前の水準になった。ゴルフブームの落ち着きや、「マーモット」のライセンス契約が2022年12月に終了した影響を受けた。

 

デサントはサステナビリティーの一環として、スポーツを通じた青少年の育成と地方創生に貢献すべく、契約選手とスポーツ振興に取り組んでいる。今後もスポーツを通じた社会課題の解決に取り組んでいくとしている。