アジアのブランドを集約したファッションECサイト「60%(シックスティーパーセント)」を運営するシックスティーパーセントは2月7日、 KURONEKO Innovation Fund(クロネコイノベーションファンド)を筆頭にした第三者割当増資と金融機関から合計4.6億円の資金調達を実施したと発表した。 これにより、資金調達総額は約6.5億円となった。
「シックスティーパーセント」は2018年7月に開設し、これまで日本のユーザーに、韓国や中国、インドネシアといったアジアのローカルな小規模ブランドを展開してきた。日本では手に入れにくい商品もあり、特にアジアファッションに興味を持つZ世代のユーザーが多いようだ。
2021年4月から月間の売り上げは約5倍以上に伸長。取り扱いブランドは3倍以上となる1500種類に増え、商品数は10万点を突破した。アジアのブランドを世界に広げるため、2024年中に海外版のサービスを開始するという。
調達資金は、海外向けに販売するための人材採用やプロダクト開発などに充てる。