NTTSportictと北海道帯広市は2月7日、このほど協定を締結して「帯広の森アイスアリーナ」と「帯広の森スポーツセンター」にNTTSportictが提供するAIスポーツ映像ソリューション「STADIUM TUBE S3」を設置したことを発表した。両施設の利用者に対する利便性向上と施設の有効活用を図るという。

  • 帯広市は「STADIUM TUBE S3」の活用を開始する

    帯広市は「STADIUM TUBE S3」の活用を開始する

「STADIUM TUBE」で使用する無人撮影AIカメラは、AIによる自動撮影や編集機能を備える。スタジアムなど競技施設に設置すると、撮影コストを約10分の1に抑制できるとのことだ。サッカー、バスケットボール、ラグビー、アメリカンフットボール、バレーボール、アイスホッケーなど16競技の撮影に対応する。

  • アイスホッケーの大会を撮影した様子

    アイスホッケーの大会を撮影した様子

今後、「帯広の森アイスアリーナ」および「帯広の森スポーツセンター」の利用者は、「STADIUM TUBE S3」を活用してチームの練習や試合を自動で撮影できるようになる。なお、施設利用者はこれまでの施設利用料金と変わらずにAIカメラを利用可能だ。

NTTSportictと帯広市の両者は、「STADIUM TUBE」の活用を通じて施設を利用するチームや大会関係者の利便性とサービスの向上をサポートするととともに、これまで以上に地域スポーツを応援してもらえるような環境作りを目指すとしている。