マクロミルは2月6日、テクノロジーを活用したさらなる価値創造を目指し、福岡県福岡市に新たなエンジニアリングの開発拠点「Macromill Base Fukuoka」を開設したことを発表した。
新拠点は、新オフィスビル天神ビジネスセンター内に開設され、同社のコア事業であるリサーチシステムに関する研究開発を担う予定だという。
Macromill Base Fukuokaの概要
今回拠点を新設する福岡市は、「エンジニアフレンドリーシティ福岡」構想を掲げ、エンジニアが働きたいと思うような街づくりに取り組んでいる。また、「暮らしやすい街」や「アジアの玄関口」と評され、人口増加数では全国20政令指定都市の中でも1位となっている。
Macromill Base Fukuokaは、マクロミルグループのテクノロジー開発の中核となる拠点の1つとなり、顧客企業の課題を解決するとともに、新しい価値を創造する拠点とする方針だという。今後は雇用創出や大学との産学連携などを通じて地域に貢献していく方針。
同社は、拠点の特徴として「働き方のニーズに合わせたワークスペースやリラックススペースの設置」「健康経営を目指した什器選定やグリーンの活用」「コミュニケーション活性化のための設備やオフィスレイアウト」という3点を挙げている。
同社は今後も保有している消費者パネルから得られるさまざまなデータを活用した革新的なサービスを提供し、マーケティングビジネス領域全体にイノベーションを拡げることを目指していくとしいている。