法人向けWeb3ソリューションを手掛けるクリプトリエは2月6日、NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)をビジネス活用するためのマーケティング・プラットフォーム「MintMonster(ミントモンスター)」の提供を開始することを発表した。これにより、NFTの技術を活用したデジタルマーケティングとして、企業と顧客のインタラクティブなコミュニケーションが可能になるという。
MintMonsterの利用により、企業はNFTを作成し配布できるようになる。ユーザーはQRコードなどを介してNFTを入手できる。NFT配布時にユーザーに特定のアクションを促せるほか、クーポンなどの特典(ユーティリティ)の付与も可能だ。プランはNFTの配布数に応じて選択でき、月額5万円から利用可能。
サービス概要
同サービスでは、NFTを配布する企業側はNFTの発行や配布、活用、効果測定までをワンストップで実現できるようになる。また、ユーザー側としてはウォレットの準備が不要で、メールアドレスでNFTを受け取れる。
NFT配布時にはミッション機能を利用することで、ユーザーに企画や目的に即した特定のアクションを促すような使い方も可能だ。また、ユーザーが店頭などで使用できるクーポン機能や、特定のNFT保有者だけがアクセスできる限定コンテンツへのトークンゲート機能など、NFTならではの特性を活用した機能にも対応する。
同サービスではユーザーとの活発なコミュニケーションを促すために、メールアドレスの取得やアンケートの取得など、従来のマーケティング施策に必要な情報の収集についても対応可能だとしている。特にB to C(一般消費者向けビジネス)を展開する企業に適したサービスとのことだ。