TXOne Networksは2月6日、産業制御システムを標的とした脅威動向に関する記者説明会を開催した。冒頭、TXOne Networks Inc PSIRT & スレットリサーチ スレットリサーチマネージャーであるマース・チェン氏は、「OT環境を持つほとんどの組織はランサムウェア攻撃の標的となり、日本はサプライチェーンがランサムウェア攻撃のターゲットになっている」と語った。
チェン氏は、OT業界で多く確認されたランサムウェアグループとして、BlackCat、LockBit、Cl0pを挙げた。BlackCatとLockBitはアジアで多く見られ、特に製造業を狙っているという。
チェン氏はOT業界のうち、半導体業界と自動車業界に絞ってセキュリティの脅威について説明を行った。