マクニカは2月6日、米SecurityScorecardの製品の導入効果を最大化するメーカー公認の利活用支援サービスを提供開始すると発表した。

メーカー公認の利活用支援サービス

同サービスは、SecurityScorecardの製品と併せて活用することで、サプライチェーン全体のリスクの把握、およびサプライチェーンリスクマネジメントの体制構築をより効果的・効率的に行えるよう支援するサービス。

  • SecurityScorecard利活用支援サービス内容

    SecurityScorecard利活用支援サービス内容

マクニカの専属エンジニアが、定期ミーティングを通じてSecurityScorecardの製品を効果的・効率的に運用していくための支援、目指すべき組織体制の構築に向けた支援を実施する。検出されたセキュリティに関する指摘事項の件数や内容の詳細説明、利用状況の振り返りを行い、顧客の現状と課題を可視化し、対策の優先順位づけや改善案などについての計画支援を実施する。

さらに、サイバー攻撃の手法を熟知した人材による最新の脅威動向を定期的に提供を通じて、サプライチェーン攻撃への対策のみにとどまらず、日々複雑化するサイバーセキュリティの課題に対しての支援を継続的に行っていくとのことだ。

急増するサプライチェーン攻撃

近年、世界中でサプライチェーン攻撃による被害が多発しており、高いセキュリティレベルを維持しサイバー攻撃による直接の侵入が困難な組織であっても、比較的セキュリティレベルが低い取引先や子会社などを経由することで侵入を許してしまうケースがある。

実際、攻撃者は通常の業務上のやりとりを装うため、組織が侵入に気づくことは難しく、実害が出るまで気づきにくいという特徴があることから、サプライチェーン全体のリスクマネジメントの重要性が急速に高まっているとのこと。