米Teradataの日本法人、日本テラデータは2月5日、AI(Artificial Intelligence:人工知能)を活用して日本企業の新規事業創生と業務拡張を推進するためのコンサルティングサービス、「AI / MLイノベーションサービス」の提供を開始したことを発表した。
サービス概要
同サービスは特に生成AIを含む最先端のAIにフォーカスして、企業が持つデータを分析、さらに活用することで、業務効率化や新規事業を創出するイノベーションなど、高いビジネス成果を獲得するためのDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援する。
このサービスでは、ビジネス課題の選定から、課題解決に必要なデータ、AIなどの分析技術、現状のテクノロジースタックの洗い出し、あるべきアーキテクチャの策定と導入ロードマップ作成、費用対効果の概算算出などを実施する。サービス提供は10週間と短期間で実施するとのことだ。
Teradataのグローバルでの知見を活用
また、ビジネス課題の選定においては、各顧客に特有のビジネス戦略、財務状況、業務プロセスなどを重視しつつ、同社が40年以上にわたってグローバルで提供してきたデータ活用の事例やユースケースなども活用する。
AI向けのクラウドデータ分析基盤として大規模データの活用実績を持つ「Teradata VantageCloud」を活用して、全社レベルでのDXや、AIおよびデータ活用をスムーズに推進できる統合データ分析基盤アーキテクチャを設計し、提案。費用対効果の概算も算出して提示する。