Eストアーは2月1日、ECシステム「Eストアーショップサーブ」において、Googleの「メール送信者のガイドライン」に対応したTLSセンドグリッドメールの標準装備を終えていると発表した。2024年2月以降変更となる「Gmail」のガイドラインに、いち早く対応を図った。
ECサイト構築・開業から、成功までを総合サポートするEストアーでは、自社のノウハウを蓄積したECシステム「Eストアーショップサーブ」を提供。2023年2月よりTLSセンドグリッドメールを採用し、2024年2月以降変更となるGmailのガイドラインにも対応を図った。
Googleは、2024年2月以降に適用する「メール送信者のガイドライン」を公開している。EC運営企業においては、お知らせやマーケティングメールなど顧客への一斉配信メールが送信できないという事態になりかねない、このガイドラインへの対応が求められている。
現在、ECサイトでの買い物や会員登録時のメールアドレスとして、「Gmail」を使用しているユーザーは多く存在すると推測され、対応の遅れは機会損失につながるとし、EストアーではGoogleのガイドライン変更以前の2023年2月より、「Eストアーショップサーブ」のメール配信システムをTLSセンドグリッドメールに切り替え、配信メールの高い到達率を維持してきた。
いち早くTLSセンドグリッドメールを運用してきた実績があり、利用事業者は、今回のGoogleの送信者ガイドラインに対応した送信体制にスムーズに移行できるとしている。
「Eストアーショップサーブ」はこれからも、利用事業者がが機会損失なくスムーズにECサイトを運営できるよう、技術革新や規定変更へのより早い対応、時流をとらえた機能アップデートを続けていく考えを示した。