Googleは現地時間1日、公式ブログにおいて、同社が試験提供している対話型AI「Bard」のアップデートを発表した。

工夫を凝らした画像生成機能

昨年12月に正式発表されたGeminiは、テキスト、画像・音声や動画、コードなどを生成できるマルチモーダルなAIモデルとして開発されており、規模に応じてUltra、Pro、Nanoのラインナップがある。Googleの対話型AIである「Bard」には、Gemini Proが実装されており、アップデートにより日本語を含む40言語、230カ国(地域)に利用可能地域が拡大、テキスト画像変換技術Imagen 2による英語での画像生成機能なども搭載している。例えば、英語で"create image dog in space"と入力すると以下のような画像が生成される。

  • Bardに英語で"create image dog in space"で生成された画像

    create image dog in spaceで生成された画像

画像生成には人間には認識できない透かしを入れることでAIで作成されたものかを識別する同社のSynthID技術が活用されている。