リコーは2月2日、「RICOH SP C841/C840」シリーズの後継となるA3カラープリンター「RICOH IP C8510」「RICOH IP C8510M」「RICOH IP C8500」「RICOH IP C8500M」を2月9日に発売開始することを発表した。
新製品は連続プリント速度がカラー・モノクロともに毎分55ページ(A4横送り、片面両面とも)。さらに前身モデルと比較してファーストプリントとスリープモードからの復帰時間を短縮したほか、高耐久性を実現し製品寿命を向上している。
長尺印刷時の用紙積載枚数の増加や、重ね折り、針なし綴じへの対応など、オプションも複数展開している。限られたスペースでの設置が必要な店舗や窓口においても多様な印刷物を作成できるようになり、業務効率化を支援する。
なお、同製品は本体樹脂総重量の約50%に再生プラスチックを使用。省エネルギーセンターがWebサイトに公開している国際エネルギースタープログラム使用製品と比較して、標準消費電力量(TEC2018)はトップクラスだとしている。スリープ時の消費電力は前身モデルの約半分に相当する0.37ワットと、省エネ性能も向上を図ったとのことだ。