大広、「ECのプロ」運営のWUUZYを子会社化 新規獲得から既存活性化まで支援体制強化

博報堂DYグループの大広は2月1日、EC専門のプロ人材複業マッチングサービス「ECのプロ」を運営するWUUZYを子会社化を発表した。両社のリソースや知見をかけ合わせ、顧客ファネルにおける対応力強化を図る。

WUUZYは、EC領域に特化した3000人以上のプロ人材が複業として登録するマッチングサービス「ECのプロ」を運営。人材・ノウハウ不足の課題を持つEC事業者数百社に、ECのプロ人材をマッチングさせることで、コスト削減・事業成長、売上拡大を並走支援してきた。

大広はM&Aを実施し、WUUZYが大広の連結子会社となった。WUUZYの経営陣である竹中星矢氏(代表取締役社長)、富永一史氏(取締役)、坂井光氏(取締役)は、変わらず運営を続ける。

大広は、40年以上にわたるダイレクトマーケティングの実績を活かし、顧客が賛同する「顧客価値」を中心に据え、新規獲得だけでなくCRMまでフルファネルのコミュニケーションサポートを展開している。

WUUZYは、「ECのプロ」に登録するプロ人材のリソースとノウハウを、大広が培ってきたダイレクトマーケティング領域の戦略構築力・実装力にかけ合わせることで、顧客ファネルにおける対応力を一層強化し、新規顧客獲得フェーズから既存顧客活性化フェーズにいたるまでの多様なニーズに対応する。

EC事業に関わるすべての人に「ECのプロ」を活用してもらい、日本国内におけるEC市場活性化の一助を目指す考えを示した。