Infineon Technologies(インフィニオン)と本田技研工業(ホンダ)は2月1日、ホンダがInfineonを半導体パートナーとして、将来の製品および技術ロードマップを共有することを目的とした戦略的協力関係を構築するための覚書を締結したことを発表した。

また併せて両社は、半導体の安定供給に関する協議を継続するとともに、相互の知識移転を促進し、技術の市場投入までの時間を短縮することを目的として協力していくことでも合意したともしている。

Infineonのオートモーティブ事業部プレジデントのピーター・シーファー(Peter Schiefer)氏は、今回の協業について「ホンダとの長年にわたるパートナーシップを一層強化することは、これまでに創出してきた付加価値を裏付けることであると同時に、将来の成功に貢献することへの信頼の表明でもあります」と述べており、今後も競争力のある先進的な自動車を実現するためのテクノロジーを通じて、パワー半導体、先進運転支援システム(ADAS)およびE/Eアーキテクチャの分野に焦点を当てる形でホンダを技術で支援していくとしている。