RevComm(以下略、レブコム)は2月1日、音声解析AI「MiiTel(ミーテル)」を活用したシステム開発に必要な情報を提供するポータルサイト「MiiTel Developers」の開設を発表した。
音声解析AIを活用した営業サポートツール「MiiTel」は、AIによる自動文字起こしや通話のスコアリング、音声解析による話し方や特徴、感情の分析・可視化機能などにより商談獲得率・成約率向上サポートに寄与。外部連携機能も実装されており、Salesforce等のSFA(Sales Force Automation)ツールやSlack、kintone等との連携に対応する他、「MiiTel」埋め込み型JavaScriptウィジェット作成機能や外部電話システムとの連携を可能にするサービスの提供も行われている。今回、同社では連携ノウハウと情報の蓄積が進んだことから外部開発者をサポートする目的で「MiiTel」との連携技術や仕様の詳細情報公開を行っている。
「MiiTel Developers」の詳細情報
「MiiTel Developers」で公開される主要情報は、標準連携機能とJavaScriptウィジェット、外部電話システムとの連携サービス「Incoming Webhook(インカミングウェブフック)」/「Outgoing Webhook(アウトゴーイングウェブフック)」と、APIによる応対履歴、会議履歴のCSV生成機能情報など。
標準連携機能に関しては、「Salesforce」「HubSpot」「kintone」「Amazon S3」「Slack」「Zapier」との連携情報を掲載しており、JavaScriptウィジェットは外部Webアプリケーションに「MiiTel」を埋め込む機能で、サイトではReactアプリケーションへの埋め込み方法を紹介している。
「Incoming Webhook」は、外部電話システムの録音データをMiiTelで利用する連携機能、「Outgoing Webhook」は逆にMiiTelの利用履歴を外部システムで活用するもので、WebサイトではPythonを活用した取込み、受信方法が紹介。
管理画面「MiiTel Analytics」の応対履歴、会議履歴などのデータを外部システムのAPIを活用しCSV形式でダウンロードする方法「APIエンドポイント(応対履歴一覧CSV生成)」も掲載されている。詳細はWebサイト(https://miitel.com/jp/)で確認できる。