タカラトミー、JAXAら開発したロボット「SORAーQ」が日本初の月面着陸成功 レプリカは完売

タカラトミーは1月25日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)らと共同開発した月面ロボットが、小型月着陸実証機(SLIM)の撮影に成功したと発表した。「SORAーQ(ソラキュー)」は月面に着陸し、撮影した日本最初のロボットとなった。自社ECサイトなどで販売するレプリカモデルはすでに完売している。

 

「SORAーQ」は、着陸機から球体のまま放出され、月面に着陸するとロボットに変形し、月面を走行する。玩具開発の技術を生かし、タカラトミーとJAXAらが2016年に開発を開始した。

 

2023年9月に発売したレプリカモデル「SORAーQ Flagship Model」は「日本おもちゃ大賞2023イノベイティブ特別賞」を受賞した。現在は在庫切れとなっているが、自社サイト「タカラトミーモール」で入荷案内の申し込みを受け付けている。