セブン銀行の100%子会社であるバンク・ビジネスファクトリー(以下、BBF)は1月31日、2023年6月に施行された「安定的かつ効率的な資金決済制度の構築を図るための資金決済に関する法律等の一部を改正する法律」における為替取引分析業の許可(許可番号:金融庁長官(為分)第 2 号)を取得したと発表した。
為替取引分析業とは
為替取引分析業とは、複数の金融機関等の委託を受けて、為替取引に関し、取引フィルタリングや取引モニタリングを業として行うこと。
為替取引分析業者には、取引フィルタリングや取引モニタリング等の実効性を継続的に向上させることにより、金融機関等におけるAML/CFT(Anti Money Laundering/ Countering the Financing of Terrorism:マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策) の実効性の向上に資する役割が求められている。
許可取得により実現すること
BBFが提供しているAML/CFT関連サービスは、「KYC+モニタリング+フィルタリング+継続的顧客管理」の相互連携を可能にするプラットフォームとして、リスクベースでの顧客対応とシステム間の連携を実現している。
BBFは、今回の許可取得により、AML/CFT関連サービス全体の効率性・正確性・実効性の向上を図るため、モニタリングシナリオの提供、常に検知精度を維持するための閾値チューニング、システム連携や事務業務を含め、BBFの特徴を生かしたトータルソリューションの高度化とその提供に注力する構えだ。