STORESは1月22日、POSレジアプリ「STORES レジ」とオンライン予約システム「STORES 予約」を連携し、サービス事業者向けの新サービス「予約システムと、ひとつになったPOSレジ」の提供を開始した。予約情報がPOSレジに自動連携し、スムーズな会計を実現するとともに、顧客の基本情報・予約情報・購買履歴・カルテなどのデータが自動的に統合され、店頭での接客時にこれらの情報を一画面でまとめて確認できる。サービス事業者向の業務効率化を支援する。
STORESは、中小規模の店舗を運営する事業者に向けて、ネットショップ開設・POSレジ・キャッシュレス決済・オンライン予約システム・アプリ開発など、ショップのデジタル化を総合的に支援するサービスを展開。「STORES」の各サービスを組み合わせることで、より簡単に・より効率的に事業運営できる環境を提供している。
このほど、POSレジアプリ「STORES レジ」とオンライン予約システム「STORES 予約」を連携し、サービス事業者向けの新サービス「予約システムと、ひとつになったPOSレジ」の提供を開始した。「STORES レジ」「STORES 予約」それぞれの有料プランに加入すると利用できる。
「予約システムと、ひとつになったPOSレジ」は、顧客ごとの「予約履歴」や「購買履歴」を1つの画面で確認でき、店頭で過去の予約・購買履歴をもとに、満足度を高める接客や提案が実現できる。予約情報が「STORES レジ」に自動で連携されるので、会計時に金額やメニュー内容の再入力が不要なためスムーズに会計できるほか、レジ上で予約の確認や変更・キャンセルも可能だ。
「STORES 予約」の事前決済売上と、「STORES レジ」の現地決済の売上をまとめて把握でき、期間別・メニュー別の分析も可能。サポート・問い合わせ窓口は「STORES」に集約されるため、担当者のツール管理や問い合わせの手間を軽減できるという特徴も備える。
サービス提供事業者においては、業務の部分的なデジタル化は進んでいるが、各ツール間でデータが統合されていないため、顧客情報や売上データを手作業で統合するなど新たな課題や業務が発生している、連携していないデジタルツールが複数あり、会計処理の2度手間や人為的ミスが発生している、デジタルツールを導入しているがデータが十分に活用されておらず、接客や提案に生かせていないといった課題を抱えているとし、業務効率化を支援する。
「予約システムと、ひとつになったPOSレジ」の提供について、サービス開発担当者であるSTORES シニアプロダクトマネージャー 西岡大揮氏は、「『STORES 予約』と 『STORES レジ』の連携は、これまで多くの事業者様からご要望を頂いていた機能です。開発検討にあたり、事業者様からのお話をうかがう中で『顧客情報を1つに集約して、お客様の履歴を正確に理解したい』『スタッフの実績をまとめて把握したい』というご要望を頂きました。そして、この背景には『もっと良いサービスをお客様に提供したい』という事業者様の真摯な姿勢や思いがあるということを改めて強く認識いたしました。事業者の皆様が、お客様と向き合うことに集中できる環境をいかにサポートできるか、という観点で1つひとつの機能を考え、開発を進めてまいりました。今回の連携により、事業者様の効率的な経営を支え、お客様により良い価値を届けることを後押しできると幸いです」とコメントした。