TISインテックグループのULTRAは1月29日、Visaプリペイド「ultra pay カード」が、本人認証サービス「3-Dセキュア」に対応を開始したことを発表した。これにより本人確認を要するVisa加盟店でのオンライン決済にも、ultra payカードが利用できるようになるという。
ultra payカード
ultra payカードは、誰でも無料でアプリから発行できるVisaプリペイドカード。200以上の国と地域の約1億3000万以上のVisa加盟店で利用可能。通販の代引き、チケットやライブ配信などの支払いにも使え、高校生などクレジットカードを持ってない人の利用にも対応するという。
本人認証サービス(3-Dセキュア)
オンラインショッピングの際に、カード情報(カード番号・有効期限など)に加えて必要に応じてワンタイムパスワードによる2段階認証などを行うことで、カード情報の盗用によるなりすましなどの不正利用を未然に防止しオンライン決済を可能にするサービス。
ULTRAではVisaが提供する3-Dセキュアサービス、VCAS(Visa Consumer Authentication Service)の仕組みを採用しているという。今回全種類のultra payカードが本人認証サービスに対応したことで、利用に伴う特別な設定やカードの再発行をすることなく、本人確認を要するVisa加盟店でのオンライン決済に利用できるようになった。