「Re:lation」展開のインゲージ、都銀3行より融資枠を含む総額4億円の資金調達を実施

BtoB向けSaaS「Re:lation(リレーション)」を展開するインゲージは1月25日、都市銀行3行より総額4億円(融資枠を含む)のデットによる資金調達を実施した。調達した資金は、事業基盤の構築に活用し、人材採用、開発力の強化を図る。

「ひとり1人に向き合うをカタチにする」を企業ミッションに掲げるインゲージは、複数の問い合わせ窓口を一元管理し、チームで共有できる顧客対応クラウド「Re:lation」を提供。メール、電話、チャット、LINEなど多様化するコミュニケーションサービスを1つの画面で扱え、簡単に一元管理できるのに加え、二重返信や対応漏れを防止する機能など、複数人での問い合わせ対応で生じがちな様々な課題を解決する機能を備えている。

EC事業者・コールセンターをはじめ、幅広い業種・業界で使用されており、リリース10年で導入社数は5000社を突破。使いやすさを追求したデザインは高く評価され、グッドデザイン賞を受賞している。

このほど、三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行の3行より、総額4億円(融資枠を含む)のデットによる資金調達を実施した。これによりエクイティとデットの資金調達額は累計21億円となった。

今回の資金調達により、さらなる成長を見据えて事業基盤の構築を行うとともに、顧客対応クラウドの国内シェアNo.1を目指し、引き続き人材採用の強化・開発力の強化を図る考えを示した。