明電舎は1月25日、2023年より販売を開始している「IoTによるモーターの解析・遠隔監視システム」にて検知した異常情報を同社のカスタマーセンターで監視し、顧客へのサポートを24時間365日体制で提供する新サービスを開始すると発表した。
同システムは、「設備の解析」および「CO2・エネルギーマネジメント」の2つの機能を組み合わせたサービスを提供している。モーターの電流・電圧の電気信号に加え、モーターおよび機械設備の振動や各種プロセスデータを監視して設備の健全度を数値化できる点が特長だ。
同システムは元々サブスクリプション方式で販売しているが、今回新たに提供する明電舎のカスタマーセンターと連携した監視サービスについても、契約オプションの1つとして、サブスクリプションで提供する。
また、同システムによる監視対象は明電舎の製品に限定していないといい、他社製のモーターや顧客の各種設備(ポンプ、ブロワなど)も含めて、サポートを行うことが可能だとしている。