Feynma Technology(ファイマテクノロジー)は1月25日、研究者のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する新サービス「1spire(ワンスパイア)」のベータ版を提供開始することを発表した。同サービスはLLM(Large Language Models:大規模言語モデル)を使用して、研究における情報収集活動の効率化を支援する。
同サービスは論文のPDFをドラッグ・アンド・ドロップでインプットすることで、情報を読み込む。その後に論文の内容についてチャット形式で質問すると、LLMの技術を活用して論文に基づいた回答を生成する。
同社はこのサービスにより、研究者が論文を処理する限界を取り払い、研究活動に取り組みやすい環境作りを支援するとしている。製薬、自動車、電機、電池、医療機器、化学品などの領域で活用が見込めるとのことだ。