サッポロホールディングスは1月25日、Exa Enterprise AI(Exa EAI)が提供する「exaBase 生成AI」を、サッポログループ各社の企画・管理系部門を中心とした約700人を対象に2月1日から試験導入することを発表した。

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    exaBase 生成AI

業務の品質と生産性向上を目指す

exaBase 生成AIは、Microsoftが提供するGPTモデルを利用するSaaS形式のサービス。今回の試験導入では、業務の品質と生産性向上を目指し、利用者へのプロンプト集の提供および活用スキルを身に付けた推進人財の育成により「exaBase 生成 AI」の活用定着を図る。

プロンプト集はサッポログループのシステムや業務に合わせ、Exa EAIと共同開発した独自のもので、例えば稟議文書の作成や校正などで年間約1万時間の工数削減効果を見込んでいるという。

また、試験導入の結果を検証し、対象部門・業務を拡大することで、業務プロセスの改善や創造性の向上など、さらなる効果を生み出すことも目指すとしている。

サッポログループは「中期経営計画(2023~26)」において、事業戦略・財務戦略・サステナビリティを支える経営基盤として、DX(デジタルトランスフォーメーション)を重点活動の1つに位置づけている。ステークホルダーとともに成長し続け、デジタル技術を活用した業務変革への取り組みを引き続き推進していく構えだ。