2023年5月のコロナ5類移行後の人流回復によって、日本経済が大きく上向きになってきたのを感じます。
われわれの商品でも、コロナ禍では家で飲む用の大容量サイズが売れましたし、コロナ明けは自動販売機での売上が増え、主に中容量サイズが売れています。
ですから、常に時代の流れと需要をスピーディにキャッチアップし、細やかな気遣いを商品に反映していくことが大事であると考えます。
一方で、原料から資材まで全てのコストが上がり、価格転嫁をせざるを得ない状況には苦しみました。物価が上がっても賃上げが追いつかなければ、国民は豊かになったとは言えません。
2024年も厳しい状況は続くと見ていますが、覚悟をして賃上げも継続的にやっていきます。それが日本経済の発展と、伊藤園の発展にもつながると信じています。