ソニーネットワークコミュニケーションズは1月24日、座席や会議室の利用状況を可視化できるスマートオフィスソリューション「Nimway(ニムウェイ)」について、初期の設置費用が不要で1席1200円から利用できる「Nimway 月額課金プラン」の提供を開始することを発表した。

  • 「Nimway」のサービス画面例

    「Nimway」のサービス画面例

フリーアドレスの空席確認や会議室予約が可能な「Nimway」

同サービスは、ソニー製センサーと独自の専用アプリケーションを組み合わせており、フリーアドレスの座席および会議室の予約や、ワークスペースの稼働率分析などが可能だ。センサーによって人を自動で検知するため社員に不要な負荷をかけることなく、さまざまなデータを取得できるという。オフィスレイアウトやコミュニケーションの最適化、会議室予約など、ワークスペース管理の課題解決を支援する。

  • 「Nimway」のサービス特長

    「Nimway」のサービス特長

月額課金制でのサービス提供を開始

出社回帰の流れが進むに連れて、座席や会議室の利用効率化、または社員のコミュニケーション向上などを目的としたフリーアドレス化が加速している。その一方でフリーアドレスを導入した企業では、社内で同僚の居場所を見つけづらい、デスクや会議室を必要な時に利用できないなど、新たな課題も顕在化している。

こうした課題に対しオフィスソリューションの導入を検討する企業が増えているようだが、コスト面でのハードルやソリューションを利活用しきれないという不安から、ソリューションの導入を見送る例もある。

そこで同社は、「Nimway 月額課金プラン」の提供を開始する。「Nimway」で提供しているさまざまなサービスを従業員数に関わらず1席から月額課金で利用可能とし、初期費用の投資が必要なくサービスを必要な席数に応じて利用できる。

利用席数が101~200席に対応する中規模プランは1席当たり月額1600円。201~1000席の大規模プランは1席当たり月額1200円(いずれも税込)。サイネージ管理や会議室管理、アナリストによるデータ解析とレポーティングを行う保守オプションなど、別途オプションを組み合わせて利用可能だ。

  • 利用可能なオプション

    利用可能なオプション

  • プランの比較

    プランの比較