ams OSRAMの日本法人ams-OSRAM ジャパンは1月17日、同社ならびにams OSRAMグループで日本で主に車載向け電球やLEDソケット、その他特殊照明用光源の提供を担当するオスラムの代表取締役社長 兼 日本地域統括バイスプレジデントに針田靖久氏が就任したことを発表した。
針田氏は、1985年に昭和電工に入社後、1990年からShowa Denko Europeに赴任。2000年にインフィニオン テクノロジーズ ジャパンに入社した後、2006年にメモリ部門の分社化に伴ってキマンダ ジャパンへ移籍。2009年に、マイクロンジャパンに入社した後は、アフィメトリクス ジャパンの代表取締役社長や日本アキュレイの副社長などを歴任し、2017年にインフィニオン テクノロジーズ ジャパンに再び入社。インダストリアル パワーコントロール事業(IPC)の本部長を4年務めた後、2020年より、Cypress買収後に拡張されたコネクテッド セキュア システムズ事業(CSS)の本部長に就任して、同事業をけん引してきた。
針田氏は、今回の社長就任に当たって、「このたび、インテリジェントセンサとエミッタの世界的なリーディングカンパニーであるams OSRAMの日本事業の代表に着任したことを大変うれしく思います。2020年にamsがOSRAMを買収し両社が合併したことで生まれた当社は、エミッタから光学部品、モジュール、検出器、集積回路、アルゴリズムまで、比類のないポートフォリオを持つ企業となりました。日本では2024年1月より市場志向型の体制に組織改変し、チームの一体化をさらに推進することで、両社が持つセンサおよびエミッタ技術の相乗効果を一層高め、これまでにないイノベイティブなソリューションを自動車、産業、医療、コンシューマーの市場に向けて提供してまいります」と抱負を述べている。