IDホールディングスは1月23日、メタバース上でシステム監視などの運用を行う「バーチャルオペレーションセンター」の販売開始を発表した。

2024年夏頃にはリアルタイム監視や障害検知機能、ホワイトボード機能

連結子会社のIDデータセンターマネジメントが販売を開始したのは、グループ会社のインフォメーション・ディベロプメントが開発する「バーチャルオペレーションセンター」(以下VROP)で、遠隔の複数拠点からアクセスし、システム監視や障害対応などに必要な情報をバーチャルに表示、3D音響による音声やアバターを通じたチャットでコミュニケーションを行えるもので二要素認証や通信暗号化、アクセス履歴管理などの機能も備える。ユーザー顧客とのシステム運用業務でのPoC(概念実証)を進め、2024年夏ごろを目途にリアルタイム監視や障害検知機能、ホワイトボード機能など追加機能の開発を行う予定。サービスは月額固定のサブスクリプションで提供されるが詳細は要問い合わせとなる。