パーソルマーケティングは1月23日、アライドアーキテクツと協業し、SNSを活用した実店舗におけるプロモーション活動の支援を2月1日より開始すると発表した。2026年度末までにサービス利用のべ150社を目指す。

  • SNSを活用した店舗集客支援サービスを2月1日より開始

    SNSを活用した店舗集客支援サービスを2月1日より開始

サービス提供の背景

経済産業省が2023年8月に公表した「令和4年度 電子商取引に関する市場調査」によれば、日本国内の2021年のSNS利用率は78.7%(前年比4.9%増)と多くの人々がSNSを利用しており、SNSによる積極的なマーケティング活動は、飲食店など店舗において今や欠かせない集客施策の1つとなっている。

一方で、SNSにはX(旧Twitter)やInstagram、Facebook、TikTokなどさまざまな種類があり、その特徴も多彩であることから、「運用ノウハウがなく苦戦している」「人材不足から運用体制が構築できない」といった声が多くある。

今回、パーソルマーケティングは、アライドアーキテクツとの協業により、SNSを活用した集客プロモーションに取り組む。アライドアーキテクツは顧客コミュニケーションの設計を行い、パーソルマーケティングは販売・営業に伴うノウハウを活用し、販売支援だけでなく各販売店舗や地域の特徴を生かした情報発信のオペレーションを行う。

SNSコミュニケーションを通じて顧客との結びつきを強化し、企業への愛着や信頼を高めていく方針。また、実店舗運営の豊富な実績とノウハウをもとに、商品販売、営業支援サービスを提供する顧客企業に対して提供範囲を拡大し、顧客企業の販売活動最大化を支援する構えだ。

  • 利用までの流れ

    利用までの流れ

サービスの概要

サービス概要は、SNSアカウントの運用に必要な設計、整理、分析に関しては、現状のアカウント分析を行い、発信に関する目的、ターゲット、ルールを設計して目標設定も実施する。また、分析結果に基づいた投稿計画の立案を行う。具体的には、投稿タイミングや投稿回数を設定し、目的に応じた配信手法を設定。さらに、販売戦略に合わせた配信カレンダーも作成する。

投稿計画に対する運用支援では、配信カレンダーに基づいて投稿物を作成し、配信を実施する。効果検証の段階では、投稿内容の反響を確認し、届けたいターゲットへの情報伝達が適切に行われているかを検証する。

サービスの特徴として、豊富な運営ノウハウと実績で、ECサイトの販売戦略の立案、運営支援を行うことが可能。また、運営体制の構築と人材確保の双方が実現でき、体制構築のみや人材供給のみのサービスも提供可能。

さらに、アライドアーキテクツとの協業により、SNSに関するあらゆるフェーズの課題解決が可能だとしている。利用料金は、課題・業務内容・要件などをヒアリングのうえ個別見積り。