AnyMind Groupは1月18日、再春館製薬所とグローバルECパートナーに関する業務連携・協力に関する契約を締結した。越境ECサイト構築・運用とマーケティング戦略立案から実行まで、再春館製薬所の販売展開のデジタル化を推進し、事業成長、および業務効率化を全面的にサポートする。
ブランドコマース事業、パートナーグロース事業を手がけるAnyMind Groupはこれまで、プラットフォームを活用し、アジア全域の1000以上のブランド企業に向け、ECおよびマーケティング領域を中心とした支援事業を展開してきた。スピーディーかつローカルに合わせた自社ECサイトの構築から運用に至るまで、包括的な支援を行っている。
このほど、再春館製薬所とグローバルECパートナーに関する業務連携・協力に関する契約を締結した。
越境EC市場は急速に拡大しており、世界の越境EC市場規模は2026年には4兆8200億USドルまで成長するとの予測もある。越境ECは、自国のみでの販売に比べてマーケットが拡大するため、新たな顧客開拓による売上増加が期待できとし、自社の持つノウハウを生かし、再春館製薬所の主力製品である「ドモホルンリンクル」のグローバル市場へのさらなる展開を支援する。
▲「ドモホルンリンクル」のグローバルサイト
本業務連携にあたり、再春館製薬所 代表取締役CEO 西川正明氏は、「再春館製薬所は、漢方の製薬会社として『自然とつながり、人とつながる明日を』というビジョンを掲げ、『人間も自然の一部』という漢方の考え方のもと、植物の力とサイエンスをかけ合わせ、それを人の力に活かすものづくりを行っています。製品やサービスの提供でお客様満足を追求することは、すべてのお客様に対しても同様です。私たちは、AnyMind Groupとの協業による伴走支援を通じ、グローバル市場の未来をともに作り上げ、国内外で末永いお付き合いを築いていくことを目指してまいります」とコメントした。
AnyMind Group 共同創業者兼代表取締役CEO 十河宏輔氏は、「この度、再春館製薬所の越境EC支援に関する業務提携契約を締結できたことを大変嬉しく思います。インターネットとデジタル決済の普及により、言語や文化の壁を越えたビジネス展開が可能になり、近年、日本においても越境ECビジネスに取り組む企業が増えております。当社のこれまでの知見を生かし、再春館製薬所をはじめ、日本企業のグローバル進出や展開に向けた支援に努めてまいります」と述べた。