ティーガイア、フェムテックラボを開設 店舗も活用し健康の課題解決

携帯販売大手のティーガイアは2023年12月25日、フェムテックケア商品を中心としたECサイト「FEMTECH LAB(フェムテックラボ)」を開設した。

 

店舗を活用してリアルとデジタルが融合した「健康課題解決ビジネス」を展開していく。

 

ECサイトは、健康に関心が高い30~50代の女性をターゲットに、安心してサイトを閲覧できる落ち着いたデザインを採用した。

 

スマートフォンとパソコンの両方から、カテゴリーやブランドで検索でき、ユーザーが求めている商品が探しやすく設計した。

 

商品は、女性が抱える健康の課題ごとにそろえた。フェムテックの関連商材の展開は、「PMS・月経」「妊活・不妊」「産後ケア」「更年期」「婦人科系疾患」「セクシャルウェルネス」の6ジャンルに分類した。「全てのジャンルを幅広く取り扱うことでより多くの女性の健康課題解決を目指す」(経営企画部IR・広報チーム宮本智生氏)と話す。

物販のほかに、オンラインカウンセリングの取り次ぎなど、幅広いラインアップで女性特有の健康課題にアプローチしていく。

<アトレ恵比寿店と連携>

ECサイト「フェムテック ラボ」は、2023年11月にオープンした実店舗「FEMTECH LABアトレ恵比寿店」と連携している。

 

アトレ恵比寿店はすでに、毎月のセミナーや座談会などを開催している。「今後は、恵比寿店で体験した感動などを、オンラインにて全国の女性に向けて発信していくことを予定している」(同)と話す。

さらに、「ウェブサイト上に、女性ならではの悩みを話せるコミュニティーを構築して、ユーザー同士がつながれる場所を今後提供していく予定」としている。

 

ECサイトとアトレ恵比寿店の会員情報は連動しており、購入履歴などからECサイトでのサジェストや、定期購買もできるようになっている。店舗で販売されている商品のプライスカードには、QRコードがついており、商品情報やユーザーの口コミ評価などを確認することができる。