売れるネット広告社、グループを再編・強化 2社を子会社化、事業会社2社立ち上げ

健康食品や化粧品の通販のコンサルティングなどを行う、売れるネット広告社は2023年12月から、グループ会社を再編・強化している。広告代理店や、化粧品・健康食品のメーカーを子会社化すると発表。越境EC支援を行う会社や、D2C業界のM&Aを行う会社を設立することも発表した。

 

売れるネット広告社は2023年12月、広告代理店事業を行うグルプスと、化粧品・健康食品のECを展開するオルリンクス製薬の2社と、株式譲受に関する基本合意書の締結を行った。2024年2月に株式譲渡を受けるとしている。

 

2023年12月26日には、越境ECを支援する「株式会社売れる越境EC社」を設立した。米アマゾンを始めとした海外のECモールに商品を出品する企業の支援を行っていくとしている。売れる越境EC社の代表には、売れるネット広告社で執行役員などを務めた高橋宗太氏が就任した。

 

2024年1月12日には、売れるネット広告社の100%子会社として、「株式会社売れるD2C業界M&A社」を設立した。

 

売れるD2C業界M&A社では、D2C業界で一定規模以上に事業を拡大することができず、事業撤退を決断するような事業について、M&Aの仲介を行っていくとしている。

 

売れるD2C業界M&A社の代表には、売れるネット広告社で執行役員などを務めた佐藤精一氏が就任した。