SB C&Sは1月16日、イスラエルのXM Cyber(エックスエムサイバー)と日本国内で初めてディストリビューター契約を締結し、XM Cyberの商品の取り扱いを同日から開始することを発表した。
商品の取り扱い開始の背景
リモートワークやクラウド利用の普及に伴い、企業のネットワークが外部に開放される機会が増え、アタックサーフェス(攻撃対象領域)と呼ばれるサイバー攻撃の対象となりうるIT資産や攻撃点、攻撃経路は増加の一途をたどっている。
このような背景から、アタックサーフェスを適切に把握し、その脆弱性を適切に管理するためにCTEM(Continuous Threat Exposure Management)という新たなフレームワークが注目されているという。
XM CyberはCTEMの機能の中でも、特に攻撃経路管理(Attack Path Management)に強みを持ち、現状のCTEM黎明期において業界をリードする存在だという。
今回の契約締結により、SB C&Sの全国約1万3000社の販売ネットワークを活用して、XM Cyber製品の提供を推進し、日本のサイバーセキュリティの向上に貢献していきたい考え。