【力をためて飛翔!辰年生まれの経営トップたち】日本瓦斯会長 和田 眞治さん

生成AI(人工知能)など、新しいテクノロジーの出現により、あらゆる社会システムが変わってきました。わたしはテクノロジーを駆使できない企業は容赦なく淘汰される時代がやってくると思っていて、24年あたりは、その転換点になるのではないかと考えています。

 当社は従来のビジネスモデルから脱却し、電気とガスをセットにして、エネルギー版のスマートシティを実現したいと考えています。例えば、太陽光パネルと蓄電池、EV(電気自動車)を組み合わせることによって地産地消エネルギーの最大化を図り、旅行で不在時の余剰電力を電力の足りていないご家庭に融通したりできる、新たな仕組みづくりを進めています。

 これからもDX(デジタルトランスフォーメーション)を通じた新しい価値を提供することによって、エネルギーソリューションカンパニーに進化していく考えです。

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