NTTスマートコネクトとインターネットマルチフィードは1月15日、NTTスマートコネクトの「福岡天神データセンター」に、マルチフィードが展開するJPNAP(Japan Network Access Point)サービスのIX(インターネットエクスチェンジ)サービス接続ポイントを開設し、2024年4月からサービスの提供を開始することを発表した。

相互接続拠点の拡大による接続性の向上を目指す

NTTスマートコネクトは、西日本エリアの相互接続サービス需要拡大に伴い、2023年9月より天神エリアにて福岡天神データセンターでのコロケーション、光ケーブリングサービスを提供開始している。

同データセンターは、NTT博多ビル西館、QTnetの福岡第3データセンター(QD3)と光ファイバで接続されており、高品質で安全性の高いインターネット相互接続が可能なデータセンター。

マルチフィードのJPNAPサービスは、東京/大阪/福岡/仙台/札幌の国内5エリアに接続拠点を設けており、コンテンツ事業者やインターネット接続事業者のインターネット相互接続環境において、福岡エリアで相互接続するニーズが引き続き拡大していることを踏まえ、福岡エリアの接続拠点を拡充するという。

両社は、今後も連携し、相互接続拠点の拡大による接続性の向上など、増大するインターネットトラフィックに対応し、インターネットのさらなる発展、社会的インフラとしての信頼性向上に貢献していきたい構え。