当社は1948年の会社設立以来、車載機器と電子部品というハードウェア中心のビジネスを展開してきましたが、近年はソフトウェアセントリックの時代への追従のため、事業ポートフォリオの変革を行いながら、ハードウェア・ソフトウェア両面で新たな価値を創造していく考えです。
例えば、当社の強みであるセンサーやコンポーネント技術を最大活用し、ADAS(先進運転支援システム)、EV(電気自動車)化に続いて進化が求められているデジタルキャビンソリューションへの注力、並びに産業機器や環境製品への軸足強化に本腰を入れる考えです。
6月に社長に就任してから、「オンライン社長室」を立ち上げ、世界中の拠点で働く社員の意見や質問に答えながら、社員のエンゲージメント向上につとめてきました。今後も社員の思いをしっかり受け止め、会社の方向性と社員の意識のベクトルをしっかり合わせて、持続的な成長ができる会社へと舵取りをしていきたいと考えております。