北海道 鹿部町とNTT東日本、エヌ・ティ・ティ エムイー 北海道ブロック統括本部(NTT-ME)は1月12日、同日から社会課題解決に向けた連携協定を締結したことを発表した。

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協定の内容

鹿部町は、北海道の南端渡島半島の東部に位置し、漁業を基幹産業とした自然豊かな町で、「笑顔あふれ光り輝くまちづくり」を目標にICTの活用など各種取り組んでいる。

今回、鹿部町とNTT東日本並びにNTT‐MEが連携協定を締結することで、町民サービスの向上、魅力あるまちづくりを協働で取り組み、鹿部町が目指す「人が育ち、つながりを大切に、安心で住みよく、美しい、活気ある産業をはぐくむまち」の構築に貢献していきたい考えだ。

協定の内容としては、「地域の持続的発展に関する事項」「ICT・DX技術等を活用した地域産業の高度化に関する事項」「自治体業務のDX化による行政手続きの効率化及び住民サービス向上の関する事項」「災害におけるレジリエンス強化推進に関する事項」「その他、本協定の目的を達成するために必要な事項」の5点が挙げられている。

今後の取り組み

当面の取り組みとしては、職員のDX(デジタルトランスフォーメーション)スキルの向上のほか、庁舎業務の自動化や各種申請業務のデジタル化やICTを活用した積雪量や水源地水量・水質の管理、また再生エネルギー技術の活用および防災力強化に向けた取り組みに注力する方針。

今後、両者は、今回の連携協定締結を契機としてICTなどを活用し、協定に基づく具体的な取り組みを進め、地方創生、魅力あるまちづくりの実現に貢献していきたい考え。