学情は1月12日、2024年4月に入社を控える新社会人を対象に実施した「新社会人のキャリア観」に関するアンケート調査の結果を発表した。入社後のキャリアについて「自身の希望に応じて選択したい」と回答した新社会人が9割近くにのぼった。
このレポートは、2023年11月14日~30日「あさがくナビ2024(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者を対象に実施したWeb上でのアンケート調査に基づく。有効回答数は396件。
入社後のキャリアを会社に任せたい派は5.5%のみ
入社後のキャリアはどのように築いていきたいか質問したところ、「自身の希望に応じて選択したい」と回答した新社会人が54.8%にのぼった。「どちらかと言えば自身の希望に応じて選択したい」(34.1%)を合わせると、9割に迫る新社会人が「自身の希望に応じて選択したい」としている。なお、「会社に委ねたい」の回答は5.5%であった。
「希望と合致する働き方ができれば、モチベーション高く働けると思う」「一定会社に委ねる部分もあると思うが、自身でもハンドリングできるようにしたい」「自身の希望が反映されるように、仕事を頑張っていきたい」などの声も寄せられた。
「キャリアを考えることは人生設計にも直結する」の声
また、就職後、自身のキャリアプランについて考えることに興味があるか尋ねると、「興味がある」が48.0%、「どちらかと言えば興味がある」34.1%で、合わせて8割以上の新社会人が、自身のキャリアプランについて考えることに興味があると回答した。
ほかにも、「希望通りになるかは分からないが、どのようなキャリアを描きたいか考えることは大切だと思う」「キャリアを考えることは人生設計にも直結すると思う」「自律的にキャリアを形成しながら成長していきたい」といった声があがった。